これまで公式サイトとAmazonで通販事業を展開し、モール展開がAmazonだけにとどまっていた食品EC事業者様。チャネル拡大を目指して楽天市場への新規出店を決意し、開店から運用代行までを伴走支援。ギフトシーズンの主力商品で楽天内ランキング1位を複数獲得しました。
プロジェクト概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クライアント | 食品EC事業者様(Amazonでの販売実績あり) |
| 提供スコープ | EC運用代行 / 販促・マーケティング企画 |
| 使用技術・ツール | 楽天市場 |
こんな方に読んでほしい記事です。
- Amazonなど特定のモールに販路が偏っていて、チャネルを広げたいと考えている
- 楽天への新規出店を検討しているが、社内にノウハウがなく踏み出せない
- 出店後の広告運用(RPP等)や販促施策まで、運用ごと任せられるパートナーを探している
こうした悩みは、単一チャネルで一定の実績を積んできた食品EC事業者様によく見られる状況です。今回ご紹介する事業者様も、まさに同じ状況からスタートし、楽天への新規出店と運用代行を軸にした支援によって成果につなげました。
導入前の課題:モール展開がAmazonだけに偏っていた

このクライアントは、公式サイトとAmazonを軸に通販事業を展開してきた食品EC事業者様です。Amazonでの販売実績は積み上がっていたものの、モール展開についてはAmazonだけに集中している状態が続いていました。
販路の一極集中によるリスク
特定のモールに売上が依存する体制は、規約変更や競合環境の変化など外部要因の影響を受けやすいというリスクを抱えていました。安定した成長のためには、複数チャネルでの展開が必要だという認識がありました。
楽天出店・運用ノウハウの不足
チャネル拡大の候補として楽天市場が挙がったものの、出店から店舗構築、広告運用まで社内にノウハウがなく、何から着手すべきか判断がつかない状態でした。
早期に軌道に乗せる必要性
新規出店は準備期間を要するため、できるだけ早く売上が立ち上がる状態まで持っていく必要がありました。単に出店するだけでなく、開店後の運用まで見据えた設計が求められていました。
このままでは着手が先延ばしになってしまうという課題感から、出店から運用までを一気通貫でサポートできるパートナーとして、オタツーへの相談に至りました。
導入プロセス:新規出店から運用代行までを一気通貫でサポート

支援は、楽天出店の要件整理と商品設計から始まりました。
STEP1|出店要件の整理と商品設計
取り扱う商品群や価格帯、入口商品とギフト向けのバックエンド商品といった商品設計を整理しました。豊富な支援実績をもとに、限られた初期SKUの中でどの商品から展開すべきかの優先順位を立てました。
STEP2|楽天店舗構築と新規出店
店舗の基本設定から商品登録、開店審査対応までを代行し、最短ルートでの出店を実現しました。ECプラットフォームに精通したチームが、仕様確認から実装まで一貫して対応しています。
STEP3|広告運用(RPP)による立ち上げ加速
開店直後から楽天の広告メニュー(RPP)を活用し、限られた予算の中でクリック単価や転換率を見ながら配分を調整しました。データ分析の観点では、広告経由の売上や費用対効果を毎月確認し、投下配分を見直すサイクルを組み込んでいます。
STEP4|シーズン販促企画と運用改善の継続
父の日・お中元などのギフトシーズンに合わせた販促企画を設計し、需要のピークに合わせて訴求を展開しました。単発の施策で終わらせず、月次で数値を共有しながら次の打ち手をクライアントと一緒に決めていくスタイルで進めています。
このプロセスの中で工夫したのは、施策を一方的に提案するのではなく、なぜその施策を優先するのかという判断根拠を都度共有した点です。制作から運用まで一社で完結できる体制のため、コミュニケーションコストを抑えながら、スピード感を持って立ち上げから改善までを進められたことも、この事例における特徴のひとつです。
導入成果:楽天内ランキング1位を複数獲得し、複数チャネル体制へ

- 楽天内ランキングにおいて、主力商材のカテゴリで1位を複数獲得
- 開店後、売上は右肩上がりに推移し、月次目標に対して高い達成率を維持
- 広告(RPP)のROASは月によって変動はあるものの、平均して1,000%前後の高い水準を記録
- 公式サイト+Amazonだった販路が、楽天市場を含む複数チャネル体制に拡大
商品設計・店舗構築・広告運用・シーズン販促の4つを一気通貫で進めたことで、出店したばかりの新規店舗でありながら早期にランキング上位を狙える運用サイクルが定着しました。特にギフトシーズンは検索流入が集中するタイミングであり、その山に合わせて広告と訴求を最適化できたことが、複数回の1位獲得と安定した売上成長につながっています。
クライアント担当者様からも、施策の優先順位や根拠を共有しながら進めたことで「何を・なぜやっているか」が見えるようになり、運用への向き合い方が変わったという声をいただいています。
お客様の声
「モールはAmazonだけという状態に今後の成長の限界を感じていましたが、楽天への出店から運用まで一緒に伴走していただけたことで、着手できずにいたチャネル拡大に踏み出せました。ランキングで1位を取れたときは、チーム全体で喜びました。」
(食品EC事業者様 ご担当者)
オタツー担当者からのコメント
支援を開始した当初は、楽天という新しいチャネルへの出店という大きな一歩を、クライアント様と一緒に踏み出すところからのスタートでした。店舗構築や商品設計を一つひとつ整理し、広告運用やシーズンごとの販促企画を積み重ねる中で、ランキング1位という結果を一緒に見届けられたことは、担当チームにとっても大きな喜びでした。新しいチャネルの立ち上げは、地道な準備と改善の積み重ねが実を結ぶ領域だと改めて実感したプロジェクトです。同じようにチャネル拡大に踏み出せずにいる事業者様がいらっしゃれば、ぜひ一度お話を伺いたいと思っています。
この事例に関連する提供サービス
日々の運用に手が回らないという課題は、施策の実行力とシーズンに合わせた企画力を組み合わせることで解決できます。運用代行によって日常業務の負担を減らしながら、販促企画でシーズンごとの需要を取り切る体制を構築することが、継続的な成果につながります。
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