Shopifyでアパレルを展開する事業者様を支援。ハンバーガーメニュー改修・カート画面のUI改善などのサイト運用代行に加え、10件超のメルマガシナリオ設計・セグメントCRM施策を並走で推進。売上昨対+11%・メルマガ開封率40〜46%超を継続達成しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クライアント | 国内アパレルEC事業者様(複数カテゴリのウェアを展開するShopify運営ブランド) |
| 提供スコープ | EC運用代行 / 販促・マーケティング企画 / EC事業戦略コンサルティング / プロジェクトマネジメント |
| 使用技術・ツール | Shopify / Shopifyメール / Search & Discovery / GA4 / LINE / Meta広告 |
こんなお悩みをお持ちの方に、ぜひ読んでいただきたい記事です。
- Shopifyを運営しているが、UIの改善もメルマガも何から手をつければいいかわからない
- メルマガの開封率は高いのに、クリックや購入につながらない
- 購買データは蓄積されているが、セグメント配信やCRM設計まで手が回っていない
- 複数の施策がバラバラに動いていて、進捗管理や優先順位の整理が追いついていない
上記のようなお悩みは、アパレルECに本腰を入れた事業者様に非常に多く見られます。本記事では、まさに同じ状況からスタートし、オタツーとの伴走によって運用代行・CRM設計・EC戦略の三位一体で成果を積み上げていった事例をご紹介します。
目次
導入前の課題:サイトもメルマガも「動いてはいるが、どこで機会を損失しているかがわからない」状態だった

このクライアント様は、複数のウェアカテゴリを展開する国内アパレルブランド。Shopify公式ストアを主力チャネルとして運営し、メルマガ会員数は約10,000名、LINE登録者数は約6,000名と、一定の顧客基盤は既に育っていました。
しかし現場は、3つの慢性的な課題を抱えていました。
1. スマートフォン操作性の問題: ユーザーの約9割がスマートフォンからアクセスしているにもかかわらず、ハンバーガーメニューの情報構造と操作性に問題がありました。カート画面に送料無料の閾値が表示されていないなど、購入を後押しする仕掛けも不足。商品詳細ページのコーディネート情報も乏しく、購入転換率は1%代の前半にとどまっていました。
2. メルマガ・LINEのクリック率が伸び悩んでいた: メルマガの開封率は約30%と高水準でしたが、CTOR(開封者のうちリンクをクリックした割合)は6-7%にとどまっており、本文コンテンツの設計に大きな改善余地がありました。LINE配信ではテキスト内URLを記載する形式が続いており、UTMパラメータが付かずトラッキング漏れが発生。画像クリック率の向上も阻まれていました。
3. データはあるが、次の施策が決まらない: 平均注文額は20,000円(ShopifyおよびGA4データより)と決して低くないにもかかわらず、どのセグメントのどの顧客にいつ何を訴求するかが整理されておらず、F2転換(2回目購入)を促す体系的な施策が打てていない状態でした。売上の昨対差は月ごとにばらつき、「なぜ成果が出る月と出ない月があるのか」の要因分析も追いつかない状況でした。
なぜオタツーに依頼したか
「UIの改修もメルマガの設計改善も、どこから手をつければ成果に近づくのかが判断できない」というのが、ご相談いただいた時の担当者様の言葉でした。従来は各施策が個別に動いており、横断的な優先順位の整理と推進ができる体制がなかったとのこと。オタツーへの相談のきっかけは、EC全体を俯瞰したうえで「制作・運用・CRM・戦略を一社で完結できる」という実績評価からでした。初回ヒアリングでGA4・Shopifyデータをもとに現状の課題構造を整理し、「まず何から手をつけるかの順番を決めること」を最初の仕事として提案し、支援がスタートしました。
導入プロセス:「やるべきことの地図」を描き、運用代行・CRM・戦略を並行して進める

STEP1|全30項目超の施策を優先順位マトリクスで整理し、稼働管理表で一元管理
まず着手したのは、サイト・メルマガ・CRM・広告LPにまたがる課題をすべて洗い出し、「成果の速効性」と「施策に要する工期」の2軸で優先順位を整理することでした。GA4・Shopifyレポートのデータをもとに分析した結果、全30項目超の改善タスクを優先度別に分類。稼働管理表を用いてスケジュール・担当者・進捗ステータスを可視化し、クライアント様と毎月の定例でレビューしながら進行する体制を整えました。複数の施策が同時並行で動くなかで「どの施策がどのフェーズにあるか」を誰でも把握できる状態をつくることが、最初の半年で最も重要なアウトプットでした。
STEP2|EC運用代行:UI改善を優先順位の高い順に実行し、購買体験を底上げ
UI改善では、まずハンバーガーメニューの改善からスタート。コレクションページ上部への画像・テキスト追加による訴求力強化、カート画面への送料無料閾値の表示、Search & Discoveryを活用した関連商品設定の最適化など、購入転換に直結する改修を実行しました。お買い物ガイドページの刷新・ABOUTページの新規制作・商品詳細ページのコーディネート情報拡充も並走させ、「ブランドを知って→欲しい商品を見つけて→ストレスなく買える」という購買体験の流れをサイト全体で設計し直しました。Shopifyの権限申請エラーへの対処やCSVカラムの仕様確認など、バックエンドで突発する運用トラブルにも迅速に対応し、日々の運用継続性を守り続けました。
STEP3|販促・マーケティング企画:アパレル商材の特性を捉えたメルマガシナリオとLINE改善
メルマガでは、「季節限定カラー」「防風×伸縮ハイブリッドジャケット」といったアパレル商材の特性を活かした10件以上のシナリオを設計。季節切り替え・機能紹介・コーデ提案・ギフト特集など、シーズンとターゲットに応じた配信計画を52週MDカレンダーと連動させて策定しました。セグメント設計にも踏み込み、特定カテゴリの購入者への関連カテゴリ訴求・同カテゴリ内のクロスセルなど「購買履歴×商品カテゴリ」の掛け合わせでF2転換を促進。LINEではテキスト内URLを廃止し、画像クリック率の向上とトラッキング精度の改善を同時に実現しました。メルマガデザインのリニューアル後は、一部セグメントでクリック率が前月比で150%超に改善し、直接購入も発生するようになりました。
STEP4|EC事業戦略コンサルティング:データを施策に変換するPDCAサイクルを構築
GA4・Shopifyの各種データをもとに売上構造のボトルネックを特定。「平均注文額は十分あるが、リピート率を高めれば売上は大きく伸びる」というインサイトのもと、F1→F2転換を最重要KPIに設定し、アップセル・クロスセルを狙った顧客×商品セグメント配信を設計・実行しました。月次の役員向け報告資料作成にも関与・同席し、経営レベルでの意思決定スピードを高める体制を整えました。
導入成果:売上昨対+11%・メルマガ開封率40%超を継続達成、「施策の優先順位が自社で判断できるようになった」

- 支援開始から約4ヶ月(2024年6〜9月)の累計売上は昨対比+11%を達成
- メルマガ開封率は40〜46%超を毎月継続、デザインリニューアル後は一部セグメントでクリック率が4%超に改善
- LINE配信のテキスト内URL廃止により、トラッキング精度が改善し画像クリック率が向上
- 全30項目超の施策を稼働管理表で一元管理し、進捗の透明化とPM体制が確立
施策の積み上げと同時に、クライアント様に最も大きな変化が生まれたのは「データへの向き合い方」です。支援開始当初は「どのデータを見て、次に何をすべきかがわからない」という状態でしたが、毎月の定例での数値共有を重ねるうちに、自社の数字を見て施策の優先順位を議論できるようになりました。「施策が点ではなく線でつながってきた」とのお言葉をいただいています。
お客様の声
「何十個も施策候補がある中で、どれから手をつければいいかを整理してもらったことが一番助かりました。施策が点ではなく線でつながってきた実感があります」
(国内アパレルEC事業者様 担当者)
オタツー担当者からのコメント
このプロジェクトを振り返ると、「施策の数を増やすよりも、どこに集中するかを決めることが最初の仕事だった」という実感があります。クライアント様はデータも素材もお持ちだったのですが、それを施策に変換する工程が詰まっていた。そこにオタツーが入り、分析→判断→実行→検証のサイクルを回せる体制をつくることが、最初の半年で最も大事なことでした。
アパレルECはシーズン感があり、施策のタイミングが売上に直結します。MDカレンダーと連動しながら先手を打っていく進め方を、クライアント様と一緒に体得できたことがこのプロジェクトの大きな成果だと思っています。「やることは多いけど、どこから手をつければいいかわからない」とお感じのEC担当者様、一緒に整理するところから始めましょう。
この事例に関連する提供サービス
本事例のポイントは、「EC運用代行による日々の改善実行」×「CRM設計によるリピート促進」×「EC事業戦略コンサルによる優先順位整理」を、プロジェクトマネジメントで束ねた点にあります。オタツーでは、アパレルECのShopify運用を中心に、以下のサービスをワンストップでご提供しています。
- Shopifyのサイト改善・UI運用が追いついていない
- メルマガ・LINEの配信は続けているが、リピート率・F2転換率が伸びていない
- 売上データはあるが、次の施策をどこから打てばいいかが判断できない
- 複数施策を整合性を持って推進できるパートナーを探している
ひとつでも当てはまる方は、ぜひ一度ご相談ください。
⇒ EC運用代行
⇒ 販促・マーケティング企画
⇒ EC事業戦略コンサルティング
⇒ プロジェクトマネジメント
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