リアル店舗・卸が中心で自社ECに手が回らなかった服飾雑貨メーカー様を、EC運用代行で伴走支援。メルマガ改善を軸としたCRM施策と販促企画を並走させ、メルマガCTR約2.4倍・メルマガ経由売上前年比2倍を達成しました。
目次
プロジェクト概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クライアント | 服飾雑貨メーカー様(リアル店舗・卸売が事業の中心。自社ECで複数ブランドを展開) |
| 提供スコープ | EC運用代行 / 販促・マーケティング企画 |
| 使用技術・ツール | 国産ECプラットフォーム(カートシステム) / WordPress / Google Analytics 4 |
こんな方に読んでほしい
- リアル店舗や卸が中心で、自社ECの運営ノウハウが社内に蓄積されていない
- 日常の更新業務で手一杯で、メルマガ改善やCRM施策まで着手できない
- 売上が特定シーズンに集中する商材で、繁忙期前の販促企画の準備が間に合わない
- GA4のデータを活かしたKPI設計や、改善の進め方がわからない
こうしたお悩みは、自社EC強化に乗り出したばかりの事業者様から数多くご相談いただく内容です。本記事でご紹介する服飾雑貨メーカー様も、まさに同じ状況からスタートし、EC運用代行による伴走支援で着実に成果を積み上げていきました。
導入前の課題:自社ECのノウハウ不足で、繁忙期の準備が追いつかなかった

今回ご支援した服飾雑貨メーカー様は、リアル店舗や卸売を事業の中心としながら、自社ECサイトと複数のモールで直販を展開されている企業様です。商材の特性上、売上が特定シーズンに集中するため、その時期に向けた事前準備がEC事業の成否を大きく左右する状況にありました。
人員・ノウハウが慢性的に不足していた
長年リアル店舗・卸に注力してきたこともあり、自社ECの強化は後回しになりがちでした。担当メンバーは売り場づくりや商品登録、CS対応に追われ、ECを伸ばすための施策に取り組む余裕がない状態が続いていました。
売上に直結する打ち手に着手できなかった
日常の更新業務だけでリソースを使い切ってしまい、メルマガの改善やLINEの活用、サイトのUI/UX改善といった施策は「やるべきと分かっていても着手できない」状態でした。実際、メルマガは配信していたものの内容の検証や改善は行われておらず、開封後の遷移に大きな改善余地が残されていました。
限られた期間で成果を出す必要があった
売上が特定シーズンに集中するため、施策を実行できる期間は限られています。「このまま繁忙期を迎えては機会損失が大きい」という危機感が転換点となり、自社EC運営を任せられ、短期での売上改善とノウハウ蓄積を両立できるパートナーを探されていました。実務代行から分析・改善提案までを一気通貫で対応できる体制を評価いただき、オタツーにご依頼いただく運びとなりました。
導入プロセス:即効性の高いCRM施策から着手し、繁忙期に向けた運用体制を構築

STEP1|GA4分析とEC KPI設計による現状把握
支援開始後、まず初期ヒアリングと現状分析からスタートしました。Google Analytics 4とカートシステムのデータを突き合わせ、流入チャネル別のセッション構成やメルマガ経由の売上貢献度を可視化。その上でEC KPI設計を行い、限られた期間で売上に効くポイントを整理しました。週次の定例ミーティングで数値と進捗を共有し、次の施策をクライアントと一緒に決定する伴走体制を敷いたことで、「何がどこまで進んでいるか」が常に見える状態を維持しています。
STEP2|メルマガ件名改善を軸にしたCRM施策の実行
分析の結果、メルマガ経由の流入には大きな伸びしろがある一方、件名が長く訴求点が伝わりにくいために、購入意欲の高い読者の開封・クリックを逃している可能性が見えてきました。そこで、即効性が高くリソース負担の少ないメルマガ件名の改善から着手。文字数の短縮と訴求ポイントの前出しを徹底し、配信ごとに数値を検証するサイクルを回しました。並行して、LINE友だち追加クーポン施策で新たな顧客接点を育成。豊富なEC支援実績をもとに「効果が出やすい順」に施策を組み立てたことが、短期間での成果につながっています。
STEP3|UI/UX改善とSEO内部施策で購買体験を底上げ
CRM施策で流入を増やすと同時に、受け皿となるサイト側の改善も進めました。スマートフォンでの商品ページの見やすさを中心としたUI/UX改善、hタグ整備などのSEO内部施策の実装対応、コラム記事領域の実装を段階的に実施。カートシステムの仕様確認から実装までをEC専門チームが一貫して対応することで、クライアント側の確認負担を最小限に抑えながら改善を積み重ねました。
STEP4|繁忙期に向けた販促企画の立案・実行
需要が高まる時期に向けては、季節特集ページの企画制作や記念日に合わせたキャンペーン、ギフト需要を取り込む施策などの販促企画を立案・実行しました。バナー制作からページ公開、メルマガ・LINEでの告知までをワンストップで進められるため、企画から実施までのリードタイムを短縮。実際に、新設した特集ページはトップページからの遷移数が他特集と比べても上位水準で推移し、サイト内導線が機能していることを確認できました。単発で終わらせず、結果を検証して翌年以降も使える販促の型として残すことを意識して進めています。
導入成果:メルマガCTR約2.4倍、経由売上は前年比2倍を達成

- メルマガ件名の改善により、CTRが改善前の約2.4倍に伸長
- メルマガ経由の直接売上が前年比2倍を記録
- 新設した季節特集ページが、サイト内遷移で上位水準を獲得
- UI/UX改善・SEO内部施策・販促企画を含む、翌繁忙期に向けた運用体制が整った
成果の最大の要因は、分析で見つけた「最も伸びしろの大きい打ち手」に優先順位をつけ、即効性の高い施策から順に実行したことです。メルマガ改善で短期の売上を確保しながら、サイト改善や販促企画で中期の土台を整えるという順序立てにより、限られた繁忙期前の時間を最大限に活かすことができました。また、週次で数値を共有し続けたことで、クライアント側でも「データを見てから判断する」習慣が根付き、社内の意思決定スピードが上がったというお声もいただいています。
お客様の声
「日常業務に追われて何年も手をつけられなかった改善が、依頼から数ヶ月で次々と形になりました。数字の根拠を示しながら一緒に優先順位を考えてくれるので、社内にノウハウが残っていく実感があります。作業を外注したというより、ECチームが増えた感覚です。」
(服飾雑貨メーカー EC担当者様)
オタツー担当者からのコメント
ご支援開始時は、担当者様が日常業務で手一杯のなか「繁忙期までに何とかしたい」という強い危機感をお持ちでした。だからこそ、最初に全体を分析し、効果が出やすい施策から着手する順番づくりを大切にしました。メルマガの数値が目に見えて改善したことで、定例の場でも前向きな議論が増えていったのが印象的です。自社ECのノウハウ不足は、正しい順番で取り組めば必ず解消できます。同じ課題をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。今後も伴走しながら、さらなる売上拡大を支援していきます。
この事例に関連する提供サービス
本事例では、日常運用を巻き取るEC運用代行と、売上の山場をつくる販促・マーケティング企画を組み合わせたことで、「目の前の業務」と「売上を伸ばす施策」を同時に前進させることができました。
- 自社ECの運営ノウハウや人員が不足している
- メルマガやLINEなどのCRM施策に手が回っていない
- 繁忙期・セール時期の販促企画を強化したい
- データに基づいたECサイト改善を進めたい
ひとつでも当てはまる方は、お気軽にご相談ください。
自社ECのノウハウ不足や、繁忙期に向けた運用体制にお悩みですか?
まずは、現状をお聞かせください! 無料相談をしてみる