楽天市場でEC運営をしている皆さん。
今何年目になりますか？
ある程度顧客が付き軌道に乗った店舗様もいらっしゃると思います。
そんな中、出店して間もないからかなかなか売れない、しばらく経つけれど売上が伸びない、売れない……というお悩みを抱えていらっしゃるEC担当者様も少なくないのではないでしょうか。
色々施策をしてみたけれども改善されない、という場合は、もっと他に対応策があるかもしれません。
ぜひ一度、この記事を参考にしてみてください。
月商100万円を達成するために。「小さなネットショップ」が始めるべきこと。
目次
なぜ売れないのかを考えてみる
楽天市場で商品が売れない理由について、いくつか考えられるものを挙げていきましょう。
- 競合が多い
- 価格競争力の不足
- 季節やトレンドの影響
- 商品自体の魅力不足
- アクセスが少ない
- 転換率が低い
- ユーザーエクスペリエンスの不足
ざっくりと、このような理由が考えられます。
競合が多い・価格競争力の不足
一般的な商品カテゴリや人気商品は、競争が非常に激しいです。
同じ商品を多くの出店者が販売している場合、差別化や付加価値を提供する必要があります。
メーカー品・型番商品を取り扱っている場合他社との差別化は難しくなります。
楽天市場で同じ商品を取り扱っている競合店がどのようなサービスを行っているか、どのようなオプションを付けているかをチェックし、ここで戦うのが難しいと考えた場合は商品を入れ替えてみる、などの検討も必要になります。
季節やトレンドの影響
夏場にコタツやストーブの販売、冬場の水着やかき氷器の販売など、これは分かりやすくユーザーのトレンドと販売商品が合致していないことが問題です。
季節商品を取り扱うECサイトであれば、これを機会に各シーズンごとの売れ筋商品を整えることも検討してみてはいかがでしょうか。
おせち・お中元・お歳暮などギフト需要に合わせたグルメ商品の販売もシーズンオフには売上が落ちる傾向にありますので、おせちの試食セットやギフトのお試し商品などで、隙間の需要を埋めていくのが良いでしょう。
商品自体の魅力不足
たくさんの商品であふれる楽天市場の中で、売れない原因のひとつとしてあるのが商品自体の魅力に乏しいということがあります。
安い、使い勝手がいい、デザインが良い、お悩みを解決してくれる、などの商品が「売れる」商品なのですが、その要因が思い当たらない場合は、商品自体の見直しが必要になります。
楽天市場の検索から同じような商品を取り扱っていて、かつランキング上位の他の楽天市場の店舗をチェックして、自社との違いを検討してみるのも良い方法です。
上記のように、まず商品の見直しが必要な場合は、すぐに対策をするのは難しいでしょう。
それでは、残り3つの
- アクセスが少ない
- 転換率が低い
- ユーザーエクスペリエンスの不足
こちらについてはどうでしょうか。
商品では負けていないなら、商品ページの充実を
売れないな……と悩まれている楽天市場の店舗の原因のひとつに、商品情報の不足が挙げられます。
ユーザーは商品について詳細な情報を知りたいと考えており、不足している場合は購買意欲が低下してしまいます。
商品情報の充実を図ることで、売上向上につなげることができます。
まずは商品説明の詳細化が必要です。商品の特徴や利点、仕様などを具体的に記載し、ユーザーが商品をイメージしやすくすることが重要です。
また、商品画像の質も向上させる必要があります。
高品質な画像を使用することで、商品の魅力を伝えることができます。
さらに、ユーザーの意見を活用するためにレビューや評価の導入も検討しましょう。
他のユーザーの評価や意見があれば、購買意欲の向上につながる可能性があります。
商品情報の充実を通じて、ユーザーに魅力的な商品を提供することで売上向上につなげましょう。
まずは作ってみよう！楽天ランディングページの構成解説
商品ページへアクセスしてもらうために
せっかく素敵な商品ページを作成しても、アクセスされなければ売上にはつながりません。
時間とコストを掛けても売れなければ意味がないので、商品情報をきちんと伝える商品ページを作成したら、次はアクセスの向上について考えましょう。
楽天市場の商品ページへのアクセスで期待が持てる手段には、
- 楽天市場の検索
- 楽天市場の広告
- Googleショッピングからの流入
中でも重要なのは楽天市場の検索と広告になります。
検索については、売れ筋の商品が上位に来るなどのアルゴリズムもありますが、検索対象となる項目へのキーワードの設定や見直しを図ることで改善される場合もあります。
これらの対策をしていない場合は、ぜひ一度、過去の記事を参考に対策を検討してみてください。
楽天ショップ担当者必見！商品名を見直してアクセス改善！ 今すぐできる楽天SEOとは？
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転換率を上げるためにできることは？
転換率とは、ECサイトにアクセスしたユーザーが目標を達成した（楽天市場などのECサイトの場合では、商品を購入した）割合を示すものです。
これが低いということは、前述の項目と被ってしまいますが
- 商品の情報が少ない
- 商品を購入した後のビジョンが見えない
- せっかくの商品の魅力をページで伝えきれていない
- 商品の到着が遅い
商品の情報が少なかったり、その商品の魅力を伝えきれていない場合、手元に商品が届いた時にどういう風に活用しているか、どんなふうに生活が変わるかをイメージできず、「それじゃあ別にいらないか……」となってしまうのはあるあるなのではないでしょうか。
商品情報を詳細に、かつ簡潔に伝える、そしてその商品を使ったらどうなるか、どんないい体験があるか、を分かりやすく伝える商品ページの作成が、転換率、そして売上のアップにつながっていきます。
楽天市場の売上アップのために、やれるところから
楽天市場で売れるためには、まずはターゲット層の把握が重要です。
楽天市場には幅広いユーザーが存在し、様々なニーズがあります。
自社の商品に合ったターゲット層を特定し、的確な販促を行いましょう。
ターゲットの把握は商品ページの作成や、メルマガ配信などにも役立ちます。
プロモーションの活用も効果的です。楽天市場ではセールやキャンペーンなどに参加し、より多くのユーザーにアプローチすることができます。
効果的なプロモーションを行い、楽天市場内での露出を上げましょう。
楽天の広告活用で分からない部分は積極的に楽天ECCに質問をしてみるのが良いでしょう。
密にコミュニケーションを取ることで、様々な改善策を提示してもらえる場合もあります。
これらの方法や、先に述べたような内容をを活用することで、楽天市場での売れる可能性が高まります。
改善点は分かっても手が回らない……!という場合は、アウトソーシングを検討してみるのも良いでしょう。
オタツーでも楽天市場をはじめ、Yahoo!ショッピングなどのECモール、Shopify等の自社ECサイトの運営代行を承っています。
定額EC運営サポート
分からないこと、お悩みなどありましたらぜひ一度、オタツーへご相談ください！
