月商100万円を達成するために。「小さなネットショップ」が始めるべきこと。

月商100万円を達成するために。「小さなネットショップ」が始めるべきこと。
                        

2010年に会社を設立して以来、いろいろなECサイトのご相談を頂いておりますが、中でも比較的多いものがこちらの内容。

「月商100万円を達成したい」

規模感にもよりますが、まずはここを目指す店舗様は多いのではないでしょうか。

そして最初のステップを目指される店舗様が口を揃えて仰られるのが

「何から始めたらいいのか分からない」

ということです。

売上アップは明確な目標としてあるのですが、そこへたどり着く方法が手探りで分からない。

色々な方法を試してもうまくいかない……というお悩みのために、まず始められるいくつかの対策についてお話したいと思います。

目標を設定する

目標を設定する

「目標は月商100万だというのに、何を言っているの?」

そう思われるかもしれません。確かに、まず月商100万円を目指すという話に間違いはありません。

ただ、店舗様によりスタート地点は異なるのではないかと思います。

現在既に月商50万を上げている店舗様と、始めたばかりで未だ売り上げのない店舗様では、目的地は同じでもその過程は異なってきます。

運営が始まっている店舗様が考えなければならない事と、これから出展される店舗様でも同様です。

■無料で始められるネットショップの選び方はこちら

厳選!無料で始められるネットショップサービス4選

■楽天店舗運営月額費用シミュレーション

https://www.rakuten.co.jp/ec/plan/cost_simulation/

楽天市場で出店した際の月額費用がシミュレーションできるサイトです。

また、販売する商品の単価もまったく異なるでしょう。

現段階での最終地点を月商100万としたときに、そこに至るまでの目標を3~5個ほど設定してみましょう。

例えば出店前・出店したばかりの店舗様であれば月商10万、月商30万、月商50万というステップを設定する。

既に出店されている店舗様であれば、改善すべき点を並べて問題をクリアしていく、などです。

問題点を洗い出す

問題点を洗い出す

目標を設定したら、そこに至るために発生する問題点を洗い出しましょう。

単純に中間目標を月商10万とした場合、現在足りていない部分は何か、などを検証する必要があります。

楽天市場やYahoo!ショッピングのショッピングモールであればPV数や検索流入ワードなどをデータとして確認することが出来ます。

また、カートをレンタルしている店舗様であればGoogle アナリティクスなどを使い、同じように状況を確認することが可能です。

https://analytics.google.com/analytics/web/provision/#/provision

そうして問題点を洗い出すことで課題が見えてくるかと思います。

例えば、PVが多いのに売上が伸び悩んでいる場合は、商品の価格や内容・転換率などに問題がある可能性があります。

逆に商品は売れているのに売上が伸びない場合は、単純に来客数が少ないという問題があります。

客単価アップで売上向上! ネットショップの売上をアップする「客単価」とは?
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課題を解決する

課題を解決する

それでは、実際に見つかった課題を改善する方法をいくつかピックアップしてみましょう。

販売商品を見直す

販売商品を見直す

客単価や転換率に問題がある場合、現在販売されている商品を見直す必要があるかもしれません。

とはいえ、メインの商品を入れ替えることは簡単ではありません。

そんな場合は、楽天などのショッピングモールで見かけるお試しセットやギフトセットなどを企画してみましょう。

1,000円より3,000円の商品が売れる?!客単価アップの秘策とは

こういった商品を作ることが難しいメーカー品などは別途方法を考える必要があります。

初回限定のクーポンの配布でまずは購入者を増やし、こちらからメルマガやLINE for Businessなどでアプローチできる状態を作りましょう。

商品写真を見直す

商品写真を見直す

プロに頼んでいる、最初から気を付けて撮影している、という店舗様には必要ありませんが、そうでない場合は商品写真を見直してみましょう。

撮影をし直すのが難しい商品もあるかと思いますので、ひとつの参考としてください。

大事なことは、

  1. 商品の全貌や細部が分かりやすい写真を掲載する
  2. 各モールやカートシステムに合わせたサイズの写真を用意する
  3. ライティングや色見を意識する

です。

実はこれらは、立派な撮影スタジオやカメラを用意しなくても解決することが出来ます。

スマートフォンのカメラで撮影した画像でも、きちんと商品の魅力を伝える商品写真を撮影できるのです。

自店舗で取り扱う商品に近いものを撮影しているInstagramのアカウントの写真などを参考にしてみてください。

様々なショッピングモールやカートシステムでは、正方形の画像サイズを指定されることが多いかと思いますが、同じように正方形の画像投稿がメインのInstagramの画像はかなり参考になります。

また、パソコンに画像編集ツールがない場合はスマートフォンアプリで画像を加工することもできます。

■Picsart

■Foodie

■Lightroom

明るさや色調などが補正できるアプリはいろいろあります。

ぜひ活用してみてください。

SNSを活用する

SNSを活用する

売上を上げる手段としてまず広告を、と考える方は多いと思います。

確かにこれは正解のひとつなのですが、費用が掛かったり手間が掛かったり、ノウハウが分からないと結局成果が得られず終わってしまうというパターンも多いです。

まずは簡単に始められる各種SNSを活用してみる方法をお勧めします。

ECサイトのSNS活用術!その商材に最適なツールは?

Twitter、Instagram、LINE for Business、Facebook、Youtubeなど、自社で取り扱う商材に合わせたSNSを活用しましょう。

動画を編集するのは少し面倒かもしれませんが、スマートフォンのアプリで編集することも可能です。

簡単なSEOを心がける

簡単なSEOを心がける

ショッピングモールやカートごとに対策は異なりますが、SEOの対策も必要になります。

真剣に取り組もうと思うと時間も費用も掛かるので、まずはできる範疇から進めていくことをお勧めします。

SEO対策は何からやればいい?手順や実際の方法を紹介!
楽天ショップ担当者必見!商品名を見直してアクセス改善! 今すぐできる楽天SEOとは?

カートシステムによってはSEOの対象となる箇所が異なるため、実際のページと見比べて該当箇所に検索に掛けたいワードを差し込むように心がけましょう。

最後に

売上アップの方法と言えば客単価を上げる、転換率を上げる、集客をアップするなどがよく言われるていますが、その方法については一体何をすれば……と悩んでしまう場面も多いと思います。

なので、まずは自分の店舗の弱点や課題を洗い出し、店舗に合った解決方法を模索するところから始めてみてください。

その方法が分からない、時間がないなどのお悩みの店舗様は、ぜひオタツーにご相談ください。

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