担当者1名でも回る食品EC運用代行。楽天含む複数モール運営を安定させた伴走記録

担当者1名でも回る食品EC運用代行。楽天含む複数モール運営を安定させた伴走記録

生鮮食品を扱う食品EC事業者様に対し、楽天市場を中心とした複数モールのEC運用代行と季節販促の設計を伴走支援し、客単価5,000円台の安定維持とコンバージョン率3%台後半の継続的な確保を実現しました。

プロジェクト概要

項目内容
クライアント生鮮食品を扱う食品EC事業者様
提供スコープEC運用代行 / 販促・マーケティング企画
使用技術・ツール楽天市場 / Yahoo!ショッピング 等の複数モール

以下のようなお悩みをお持ちの方に読んでいただきたい内容です。

  • 担当者が少なく、複数モールの運用に手が回らない
  • セール申請やクーポン設計が煩雑で、毎回の対応に追われている
  • お中元・お歳暮・父の日などギフト需要期の販促スケジュールをうまく組めていない
  • 商品ページの細部チェック(ラッピング対応表示など)まで手が回っていない

食品ギフトECの現場では、こうした悩みは決して珍しいものではありません。今回は、まさに同じ状況からスタートし、オタツーとの伴走支援によって複数モール運用を安定運用へと変えた食品ギフトEC事業者様の実例をご紹介します。

導入前の課題:担当者1名で複数モール運用を抱え込んでいた

このクライアントは、生鮮食品を主力とする食品EC事業者様です。楽天市場をメイン販路としながらYahoo!ショッピングなど複数モールにも出店しており、お中元・お歳暮・父の日といったギフト需要が集中する時期には注文が急増する事業構造を持っていました。ECサイトの運営は基本的に社内の担当者1名が兼務で担っており、繁忙期には手が回らなくなるという状況が続いていました。

複数モール運用の一元管理が困難だった
楽天市場とYahoo!ショッピングでは商品情報の更新方法やセール申請の仕様が異なり、モールごとに個別対応が必要でした。担当者が1名という体制では、モール横断での情報を常に最新の状態に保つこと自体が大きな負荷となっていました。

セール申請・クーポン設計の負荷が大き
楽天市場のお買い物マラソンやスーパーSALEなど、モール側の大型販促イベントに合わせたセール申請・クーポン設計は頻度が高く、価格改定や割引率の調整を都度検討する必要がありました。客単価の分布に合わせてクーポンの適用条件を見直す余裕がなく、既存の設定をそのまま使い回さざるを得ない状況が続いていました。

表示チェック漏れによる機会損失リスクを抱えていた
ギフトラッピング対応可否など、商品ごとに個別設定が必要な表示項目も多く、モール仕様の変更や新商品追加のたびにチェック漏れが発生するリスクがありました。こうした細部のズレは、ギフト需要期の購入判断に直結するだけに看過できない課題でした。

こうした状況が続く中で、フロントの販促企画からバックヤードの運用実務までを一気通貫で任せられるパートナーを探していたことが、オタツーへの相談のきっかけとなりました。

導入プロセス:モール横断の運用を巻き取り、季節販促を仕組み化した

STEP1|現状ヒアリングと運用棚卸し
まずは現行の運用フローを一つひとつ棚卸しするところから着手しました。モールごとの商品情報更新・セール申請・クーポン発行といった業務がどのタイミングで、どれだけの工数を要しているかを可視化し、優先的に巻き取るべき業務を特定しました。作業内容を洗い出さずに支援を始めると、結局どこかの業務が抜け落ちてしまうため、このヒアリング工程を丁寧に行うことを重視しています。

STEP2|複数モール運用代行体制の構築
楽天市場を中心に、Yahoo!ショッピングなど複数モールの日次運用をオタツー側で巻き取りました。商品情報の更新や在庫調整、セール申請書類の作成までを一元的に代行することで、モールごとの個別対応に追われていた状態を解消しています。ECプラットフォームに精通したチームが仕様確認から実装まで対応するため、モール仕様変更へのキャッチアップも継続的に行える体制としました。

STEP3|季節販促・クーポン設計の最適化
お中元・お歳暮・父の日などギフト需要が集中する時期に合わせて、販促スケジュールをあらかじめ設計する運用に切り替えました。あわせて、月次の客単価・コンバージョン率といった指標をもとにクーポンの適用条件や割引率を継続的に見直す運用を導入し、感覚頼みだった販促設計をデータに基づいて調整できる形に変えています。KPIを定点観測しながら次の施策を判断する仕組みを整えたことで、繁忙期ごとの場当たり的な対応から脱却できました。

STEP4|商品ページ・購入導線の継続改善
人気商品の訴求強化や、関連商品への相互回遊導線の設置など、購入体験を底上げする改善も並行して実施しました。10年以上・3,000件超の支援実績で培った知見をもとに、優先度の高い施策から着手することで、限られたリソースでも効果につながりやすい打ち手を選定しています。月次定例では数値を共有しながら、次に取り組む施策をクライアントと一緒に決定する伴走スタイルを続けています。

導入成果:少人数体制でも安定運用できる仕組みが定着した

  • 繁忙期・閑散期を問わず、客単価5,000円台の水準を安定的に維持
  • コンバージョン率3%台後半を継続的に確保
  • モール運用の非属人化が進み、担当者不在時にも運用が滞らない体制に
  • セール申請・クーポン設計の手戻りが減少し、繁忙期でも落ち着いて対応できる体制に

複数モールの運用実務をオタツーが巻き取ったことで、クライアント担当者は個別対応に追われる状態から抜け出し、販促の方向性そのものを考える時間を確保できるようになりました。特に、客単価やコンバージョン率といった数値を定点観測しながらクーポン設計を見直す運用が定着したことで、感覚ではなくデータをもとに次の一手を判断する姿勢への変化が見られたことも、大きな成果の一つです。

お客様の声

「これまでは目の前の作業をこなすだけで精一杯でしたが、運用を任せられるようになってからは、次の繁忙期に向けて何をすべきかを落ち着いて考えられるようになりました。数字を見ながら一緒に相談できる相手がいる安心感は大きいです。」
(食品ギフトEC事業者様 ご担当者)

オタツー担当者からのコメント

支援を開始した当初は、モールごとの個別対応に追われている状況を目の当たりにし、まずは業務の棚卸しから着手したことを覚えています。運用を巻き取っていく中で、ギフトECならではの季節性の強さと、細部の表示チェックが購入判断に直結する重みを改めて実感しました。少人数体制でも安定して運用が回る仕組みを一緒に作れたことは、私たちにとっても大きな学びです。同じような課題をお持ちの担当者様がいらっしゃれば、ぜひ一度お話を伺えればと思います。今後も伴走していきたいです。

この事例に関連する提供サービス

複数モールの運用実務を巻き取るEC運用代行と、季節性の強いギフト需要に合わせた販促・マーケティング企画を並走させたことが、今回の安定運用につながりました。担当者不足や繁忙期の対応負荷にお悩みの食品EC事業者様には、特に有効な組み合わせです。

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