目次
WordPressのプラグインとは？
WordPressのプラグインは、WordPressの機能を拡張するための小さなアプリのようなものです。
例えば、ユーザーを管理したり、問い合わせフォームを作成したり、SEOを強化するためのツールを組み込んだりできるため、プラグインを使うことで、ウェブサイトの見た目や機能を簡単に変更することができます。
また、インストールもWordPressの管理画面から簡単にできるので、技術的な知識がなくても利用することができます。
プラグイン導入のメリット
簡単に導入可能
WordPressのプラグインを導入するメリットとして、簡単に導入できることが挙げられます。
プラグインはWordPressの管理画面から検索し、インストールするだけで利用することができ、専門的な知識がなくても、数クリックで新しい機能をサイトに組み込むことができるため手軽にウェブサイトの機能を拡張できます。
高度なプログラミングの知識
プラグインを利用することで、プログラミングの知識がなくても、ウェブサイトの機能を向上させることができます。
プラグインはあらかじめ開発されたツールであり、これらを導入することで、デザインや機能の変更が直感的に行えます。
これにより、技術的なハードルを乗り越えつつ、魅力的で機能的なウェブサイトを構築することができます。
アップデートに自動で対応
WordPressプラグインは、通常、新しい機能やセキュリティの向上のために定期的にアップデートがされます。
その際、多くのプラグインは自動でアップデートに対応しているため、手動で更新する必要がありません。
これにより、最新の機能やセキュリティ対策を手間なく取り入れることができます。
プラグインの導入によって、ウェブサイトの機能性や管理の容易さが向上し、ユーザーや管理者にとって使いやすいサイトを構築する手段となります。
おすすめプラグイン
Advanced Custom Fields
Advanced Custom Fields（ACF）は、WordPressのページや投稿に独自のカスタムフィールドを簡単に作成できる優れたプラグインです。
特定のページや投稿に追加の情報やデータを入力することができ、サイトの柔軟性を高めることができます。
例えば、商品ページに特定の情報やカスタムなデータを表示する場合などに活用できます。
Contact Form 7
Contact Form 7は、柔軟で使いやすいお問い合わせフォームプラグインで、WordPressのサイトに複数のフォームを簡単に追加できるプラグインです。
無制限のフォームを作成し、各フォームに異なる設定やカスタムフィールドを追加することができます。
また、スパムを防ぐためのキャプチャやメール通知の設定など、多彩なオプションが揃っています。
複数のお問い合わせフォームをサイトに統合するのにおすすめのプラグインになります。
All in One SEO
All in One SEOは、WordPressサイトの検索エンジン最適化（SEO）を強化するための包括的なプラグインです。
メタ情報の最適化、XMLサイトマップの生成、スキーママークアップの追加など、SEOに関するあらゆる機能を簡単に利用することができます。
GoogleやYahooなどの検索エンジンのサイトランキング向上やアクセス増加を目指す場合におすすめのプラグインです。
導入することで、サイトの可視性を向上させ、効果的なウェブプレゼンスを築く手助けとなります。
Smash Balloon Instagram Feed
InstagramのフィードをWordPressサイトに表示できるプラグインです。
Instagramのタイムラインをリアルタイムで表示させようとすると、かなりの手間と時間がかかりますがSmash Balloon Instagram Feedを利用すればInstagramのタイムラインを簡単に表示することができます。
見た目の変更などプラグイン内で容易にできるためカスタマイズもしやすいオススメのプラグインになります。
Google Language Translator
Google Language Translatorはサイトの多言語対応を手軽に実現することができるプラグインで、訪れるユーザーが自分が選択した言語でサイトを閲覧できるようになります。
国旗のアイコン表示することもでき、ユーザーが直感的に言語を選択しやすくできるのも、このプラグインの特徴です。
また、切り替える言語の種類やボタンの色などカスタマイズも多様にできるため翻訳機能を導入したい場合はオススメのプラグインになります。
導入事例
A社
- ・コーポレートサイトのリニューアルに伴い商品情報を管理画面で更新できるようにしたい
- ・お問い合わせ・採用ページも同様に作成したい
入力項目のカスタマイズ
A社では、リニューアルに伴い、商品や店舗の情報を管理画面で手軽に更新できるようにする必要がありました。
そのため、Advanced Custom Fields（ACF）を使って入力項目をカスタマイズすることにしました。
投稿画面に「商品名」「店舗名」「値段」など各入力項目を新しく紐付け、お客自身で
情報を入力していただくことで、簡単に商品や店舗情報を更新できる仕組みを構築しました。
お問い合わせ
Contact Form 7を使い、新たにお問い合わせページや採用ページを作成し、新サイトに統合しました。
これにより、フォームのカスタマイズが容易になったことや旧サイトのデザインと仕様をそのまま新サイトで再現することができました。
B社
- ・旧サイトから新サイトに、投稿記事を効率的かつ正確に移行する必要がある。
手動での移行は時間がかかり、ヒューマンエラーも発生することが考えられるがどうにかできないか。。
DeMomentSomTres WordPress Export Posts With Images
B社では、WordPressプラグイン「DeMomentSomTres WordPress Export Posts With Images」を導入しました。
このプラグインを使用することで、サイトリニューアルに伴う投稿記事の移行プロセスをスムーズかつ迅速に進め、サイト運営において生じる手間を最小限に抑えることができました。
導入する際の注意点
システムの互換性
導入するプラグインが既存のシステムとスムーズに連携できるかを確認する必要があります。
連携に問題があると、データの整合性や業務プロセスが影響を受ける可能性があります。
また、導入するプラグインが適切なセキュリティ基準に従っていることを確認し、データの機密性と整合性を確認しておきましょう。
システムの互換性
WordPressのサイトを管理する上で、不要なプラグインは無効化するだけでなく、削除することが重要です。
理由として、無効化されたプラグインはサイトのリソースを引き続き消費し、セキュリティの脆弱性を残す可能性があります。
また、更新やサポートも滞る可能性があるため、必要のないプラグインは適切に削除してサイトのパフォーマンスとセキュリティを向上させましょう。
アップデートとサポート
プラグインはアップデートが頻繁に行われることがあります。
プラグインの更新には、新しい機能の追加やバグ修正が含まれることがあります。
以前のバージョンのままプラグインを使用し続けると、互換性が生じてサイト内でバグが発生する恐れがあるため、定期的なアップデートやメンテナンスが提供されているか確認する必要があります。
まとめ
今回は、おすすめのWordPressプラグインと導入事例を紹介しました。
新しい機能をサイトに追加したいと思った時は、プラグインがオススメです。
プラグインは基本的には無料で利用できて簡単に導入ができるため、ぜひ利用してサイト運営に役立てていただければと思います。
