ECサイト運営者には、日々やるべき業務があります。
多くの集客が見込めるサイト作り、売上アップにつながるサイト運営をするために何をするべきなのか。
店舗運営者が毎日実践するべき3つの業務について、くわしく解説いたします。
ECサイトで取り入れたい3つの業務
ECサイト運営は、ただ商品を出品して待っているだけでは成功できません。 売れているお店とそうではないお店にはどのような違いがあるのか、人気ECサイトの店長を観察してみたところ、以下3つの日常業務を実践していることに気づきました。 ・毎日の販売戦略 ・毎日のディスプレイ・プレス業務 ・販売員兼店長業務 繁盛しているECサイトが実践している3つの取り組みを、一つずつチェックしてみましょう。毎日の販売戦略
集客に悩んでいるECサイトを見ていると、
- 「販売戦略はサイト開設時に立てただけ」
- 「マニュアル通りにサイトを運営しているだけ」
といった取り組み方のお店が少なくありません。
ですが、ECを取り巻く環境は日々変化しています。
時代の波に取り残されないためにも、販売戦略は日々更新の上、実行しましょう。
具体的には、
- 業界の売れ筋やニーズなどの情報収集
- セールやイベントなどの開催計画
- 売れ筋商品やセールイベントに応じた在庫管理
- 日報や月報の分析
といった業務が求められます。
顧客のニーズはどこにあるのか、ライバル店はいくらくらいの価格で出品しているのか、といった情報を集めていくと、より有利な戦略を導入できます。
集めた情報をもとに商品のラインナップを検討する、セールやイベントなどを開催する、といった方法で集客につなげましょう。
過不足のない在庫管理、施策に対してどのような手ごたえが得られたのか日報や月報を振り返る、という作業も販売戦略には欠かせません。
つねに先を見すえながら、どのような計画で販売を進めていくのか、日々検討しておきましょう。
毎日のディスプレイ・プレス業務
商品の魅力や価値を伝えるために、ディスプレイ業務、プレス作業が欠かせません。
商品画像をすぐアップできるように用意しておく、思うように販売へつながっていない場合は撮影方法を変えてみる、といった配慮で、ターゲットへアプローチしましょう。
商品画像だけでなく、店舗のトップページや広告、バナーデザインなどにも変化を持たせ、他サイトと差をつけると売り上げにつながります。
ディスプレイの工夫だけでなく、より多くの人に商品を知ってもらうためのプレス業務も必須です。
- 公式SNSを活用する
- PR会社の力を借りる
- アフィリエイトに参加する
- Web広告や動画広告を導入する
- WCサイトにくわしいのマーケターに相談する
- インフルエンサーマーケティングを取り入れる
など、取り入れるべき手法がたくさんあります。
予算や期待している効果を検討の上、日々新しい一手を講じておきましょう。
手軽に運用しやすい方法としてSNSの活用が挙げられますが、LINEやTwitter、Instagram、Facebook、TikTokなど、利用する媒体によってユーザー層に大きな違いがあります。
販売している商品を誰に売りたいのか、ターゲットを絞り込み、適したSNSを選ぶと反響につながります。
販売員兼店長業務
ECサイトを運営していると、販売員としての役割、店長としての役割が同時に求められます。
実店舗を持たないECサイト運営であっても、訪問してくれた顧客にたいして利用しやすいお店作りができているか、感謝やおもてなしの気持ちがあふれているか、という点が非常に重要です。
販売員として、お店を担う店長として、
- 商品ページの説明文はていねいかどうか
- 顧客の要望や悩みを解決できるかどうか
- 購入ページや購入後メールに感謝の気持ちがこもっているかどうか
- アフターフォローができているかどうか
- 商品検索が使いやすいかどうか
- 購入までの導線が分かりにくくないかどうか
- 受け取ったお客様が喜ぶ梱包になっているかどうか
といった部分が重要です。
このお店で購入したい、このお店で購入して良かったと思えるECサイト運営を心がけましょう。
- 在庫管理や発注業務
- 顧客からの問い合わせ対応
- レビューへの変身
- イベントやセールの告知
- メルマガやクーポンの配信
といった業務も、販売員兼店長が毎日するべき仕事です。
顔がみえないからこそ、より一層ていねいな対応が求められます。
いつでも気持ちよく利用していただくために、お得な情報を確実にユーザーへ伝えるために、できる配慮はすべてしておきましょう。
「商品の良さを伝える」を念頭に置いた業務を!
人気のECサイト運営者は、ライバルに負けない戦略、他と差がつく商品の魅せ方、ていねいな顧客対応でユーザーを掴んでいます。
ECサイトを人気店にするなら、毎日するべき3つの業務を知り、できることから実行してみてください。
商品にいくら優れた価値があっても、購入するメリットや品質の良さ、お得感などが伝わらなければ、購入にはいたりません。
ECサイトで取り扱っている商品の種類、ニーズの見極め、見込み客に響くお店作り、喜んでいただける顧客対応を施して、必要な相手へ商品を届けましょう。
とはいえ、店長業務とは日々忙しく、手が回らない部分も多くあるかと思います。
そんな時は、ぜひオタツーにご相談ください!
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