Yahoo!ショッピングのSEO対策!今すぐできる「商品名」対策。

Yahoo!ショッピングのSEO対策!今すぐできる「商品名」対策。
                        

モールごとのSEO対策はお済みですか?

楽天市場やAmazon、ヤフーショッピングなどのショッピングモールにある検索機能。
GoogleやBingなどの検索とは違い、モール内独自の検索アルゴリズムを持つため、モール内のSEO施策は通常のWEB検索とは異なります。

Yahoo!ショッピングでは、「実際どこに何を入力すると検索対象になるのか」という売上UPノウハウがあり、対策する項目についても説明がされています。
マニュアルで紹介されている内容を参照しながら、今すぐできるYahoo!ショッピングのSEO対策をチェックしていきましょう。

Yahoo!ショッピングではどこがSEO対象項目になる?

Yahoo!ショッピングではどこがSEO対象項目になる?


Yahoo!ショッピングのユーザーの50%以上がYahoo!ショッピングの検索窓を利用し商品を探しているというデータがあります。
実際に、Yahoo!ショッピングで商品登録をする際、どの項目がSEO対象項目になっているかをチェックしてみましょう。

  • 商品名(name)
  • 商品コード(code)
  • キャッチコピー(headline)
  • 商品情報(explanation)
  • 製品コード(product-code)
  • JANコード/ISBNコード(jan)
  • ブランドコード(brand-code)
  • プロダクトカテゴリ(product-category)

以上の8項目がSEOの対象になる部分です。
それでは、ひとつずつ項目を確認していきましょう。

商品名(name)

商品名には正確な商品の名前を入力します。
【送料無料】や[●●%OFF!]のようなテキストを商品名に記載している店舗様をよく見かけますが、実はこういった商品名以外のテキストや、装飾文字は不要なワードと認識され、表示順の優先順位が下がると言われています。
そういったアピールしたい修飾語はキャッチコピーに入力するとよいでしょう。送料無料の商品は、「送料無料」アイコンを設定すると検索結果の絞り込み対象にもなるので活用しましょう。

減点の対象となる装飾文字一覧

【】[]!!★☆◆≪≫■<> ♪○◎ ※◇○□△▲▼▽

商品コード(code)

商品コードも検索対象になります。
各店舗様事で独自に設定されている場合が多い項目なので、あまりSEO項目として意識されることはないかと思います。

キャッチコピー(headline)

キャッチコピーはYahoo!ショッピングの結果ページには表示されませんが、SEO対象の項目です。
商品ページの商品名の上に表示されるので、送料無料・割引・商品の特徴は訴求の文言はこちらに入れておくと良いでしょう。

商品情報(explanation)

商品情報も検索結果には表示されませんが、SEO対象項目です。
HTMLが使用できず、パソコン・スマートフォン共通の内容になっています。必要以上にキーワードを盛り込み過ぎず、お客様目線で分かりやすい商品説明になることを心掛けつつ、検索キーワードを盛り込んでいきましょう。

商品情報に盛り込むキーワードの例

  • メーカー名やデザイナー名
  • 商品仕様(サイズ、材質、重量など)
  • 商品の用途(ギフト、お歳暮、バレンタインなど)

製品コード(product-code)/JANコード/ISBNコード(jan)

こちらも商品コード同様、すでに買いたいものが決まっているお客様の場合は、コードで検索させる場合もあります。
商品にJANコードやISBNコード(書籍に使われるコード)がある場合は、忘れずに入力しておきましょう。

ブランドコード(brand-code)

ブランドコードは、ブランド品にYahoo!ショッピングが定めたコードです。
ブランドコードを設定すると、このYahoo!ショッピング内にストアの商品を正しく紐づけることができるので、ブランド商品を扱う店舗様は必ず設定しておくべきでしょう。

プロダクトカテゴリ(product-category)

プロダクトカテゴリはSEO対象項目ではありません。
この項目はYahoo!ショッピング内のカテゴリに商品を登録する該当カテゴリを指定します。これを設定すると、Yahoo!ショッピング内でのカテゴリの商品一覧に商品が表示されるようになります。検索結果ではないのですが、カテゴリの中から商品を探すお客様のためにも登録は必要です。

このほかにスペック設定というものがあります。
商品が登録されたプロダクトカテゴリ内に紐づくもので、カテゴリないの絞り込みに使用されます。
例として食品の場合だと原産地やブランド、重量、アパレルの場合では素材やサイズといった項目で絞り込んだ際、この項目を設定しておくと商品一覧に表示されるようになります。
これもプロダクトカテゴリと同じく、SEO対象となるものではありませんが、カテゴリに表示されるために必要な項目です。

SEO対策キーワードの決定に便利な「サジェスト機能」

SEO対策キーワードの決定に便利な「サジェスト機能」


では、実際にSEO対策キーワードを盛り込んでいく際にどのようなことに気を付ければ良いでしょうか。

「サジェスト」という言葉を聞いたことがありますか?
これはGoogle検索にもあるのですが、Yahoo!ショッピングでも活用されています。

例えば、「カニ」と入力した場合、このような表示がされます。

「カニ」のサジェスト


これが「サジェスト機能」です。

キャッチコピーや商品情報にこのキーワードを追加することで、2語以上の検索をするお客様へのSEO対策となります。
特にキャッチコピーは、現在検索結果には表示されませんがSEOの対象となっています。また、ページへやってきたお客様へのアピールにもなりますので、この箇所にサジェスト機能で表示されたワード入力する、といった方法を採るのも良いでしょう。

Yahoo!ショッピングのトレンド予報を活用しよう!

Yahoo!ショッピングのトレンド予報を活用しよう!


Yahoo!ショッピングではネット通販人気検索キーワードランキングが定期的に更新されます。
これは、Yahoo!検索のデータから大手のショッピングモールや通販サイト、また大手価格比較サイトへ流入した検索キーワードを、Yahoo!が独自に抽出し1位から10位までのランキングにしたものです。

人気の検索キーワードだけではなく、ランクインしたワードをピックアップし、どんなワードと一緒に検索されているかなども同時に解説されているため、検索キーワードの対策を取りやすくなっているものポイントです。

Yahoo!ショッピングを利用されている店舗様はぜひ、

ストアクリエイターPro > 売上UPノウハウ > トレンド予報

から人気検索キーワードをチェックして、キャッチコピーや商品情報の部分に活用しましょう。

モール内SEO対策だけじゃない!Yahoo!ショッピング外からのSEO対策も!

モール内SEO対策だけじゃない!Yahoo!ショッピング外からのSEO対策も!


また、店舗様への流入はYahoo!ショッピング内からだけではありません。
商品登録の際には、Yahoo!ショッピング以外のWeb検索サイトなどでのSEO対策も行っておきましょう。

META description

META descriptionは商品登録の「追加表示情報」から設定ができます。
ストアページには表示されませんが、Yahoo!やGoogleなどさまざまな検索サイトでヒットした際の検索結果に表示されます。 検索結果に表示されたとき、検索したユーザーが思わずクリックしたくなるような文章を作成して入力しましょう。

META descriptionが検索結果に綺麗に表示されるのはパソコンだと140文字程度、スマートフォンだと90文字程度なので、大体90文字程度の商品説明文を作成するとよいでしょう。

商品説明

商品説明はPCのみで表示される部分で、Yahoo!ショッピングの検索対象にはなりませんが、Web検索サイトのSEO対象になります。
HTMLも使用できる部分なので、より詳細な商品の情報を記載するのに最適な箇所です。

目玉商品から!商品名を見直してみましょう

目玉商品から!商品名を見直してみましょう


商品名、商品情報、プロダクトカテゴリ……と、手直しする箇所が山ほどあるように見えますが、この対策をすることでYahoo!ショッピング内での露出が増えるので、やっておいて決して損にはなりません。
商品データのCSVを作成することで、手作業での修正より格段に楽になりますが、それでもすべての商品の対応が難しい、という場合はまず目玉商品や売れ筋商品から対応してみましょう。その場合、対策した商品ページ内に関連商品などの導線を追加しておくのも、転換率をアップするひとつの手段になります。

対策をした商品のアクセスがアップすることで、回遊率や離脱率などのデータを収集でき、次の施策を打ち出せるようになります。
まずは、自社の登録商品の商品名を見直すことから始めてみましょう。

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