SEO対策を成功させるには、有効なキーワードを選ぶことが重要です。 キーワード選びのコツをマスターすれば、アクセス数や受注数アップなど、大きな反響が得られるようになります。
サイトの価値を高めていくためにも、賢いキーワード選定の方法を、覚えておきましょう。
目次
キーワード選定のタイミング
キーワードの選定は、SEO対策をすると決めたら、一番に取り組みたい課題です。
はじめに決めておくことでサイトやコンテンツ、ページの方向性を決定できます。
もちろん、後からキーワードを見直すこともあります。
ですが、この見直しも、キーワード選定後にどのような結果が出ているのか、たしかめた上での作業になります。
SEO対策やサイト作りで、何から始めたら良いのか迷っている。
それなら、キーワード選定からスタートしましょう。
選定後は定期的にチェックして、常に最適なキーワードを選びたいですね。
キーワード選定の主なポイントは3つ
キーワード選定には、「検索数が多い」「関連性が高い」「ライバルが少ない」この3つが重要になります。
それぞれのポイントに合わせたキーワードの選び方や、利用したいツールをみてみましょう。
検索数が多いキーワード選定
キーワードを選定するなら、検索数が多いワードが必須です。
自社で扱っている商品やサービス名、ジャンルを選びたくなりますが、検索数が少ない場合、人の目に触れる機会をなくしてしまいます。
その一方で、検索数が多いビッグキーワードと呼ばれるキーワードを選んでしまった場合、競合他社に負ける可能性が高く、新規参入が難しいでしょう。
これからSEO対策を行うなら、キーワード検索数を調べられるツールを利用して、検索数が10~1000程度の、スモールキーワード、ミドルキーワードからはじめるのがおすすめです。
aramakijake
http://aramakijake.jp/
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
https://app.neilpatel.com/ja/ubersuggest/
上記ツールは、今すぐ無料で使えますので、検討しているキーワードの検索数が適切か、たしかめてみましょう。
Google広告を利用している場合は、ログイン後に使用できる、キーワードプランナーを使う、という手段もあります。
関連性の高いキーワード選定
キーワードを選ぶ際、よりニーズに合う人へ情報届けたり、ビッグキーワードになってしまうのを避けたりするために、2つ以上の言葉を含めるのが一般的です。
この時、メインとなるキーワードと関連性が高いワードをサブにすることで、検索されやすくなります。
関連性の高いキーワードは、Googleのサジェスト機能で調べられます。
例えば、Googleの検索窓に“キーワード選定”と入力した場合。
- “キーワード選定 ツール”
- “キーワード選定 やり方”
- “キーワード選定 初心者”
- “キーワード選定 ブログ”
といった関連ワードが、表示されます。
これらのキーワードは、よく一緒に検索されているワードですので、取り入れることでアクセスが期待できるでしょう。
キーワードを組み合わせる場合も、先ほど紹介したツールで検索数を事前に確認しておくと安心です。
Googleをつかって、関連性の高いキーワードを調べる方法は、もう一つあります。
“キーワード選定”で検索を行った後、画面を下へスクロールさせると、「キーワード選定に関連する検索キーワード」が表示されます。
サジェスト機能では、キーワード選定をメインにした関連ワードを確認できますが、この下部に現れるキーワードは、キーワード選定がサブになっている検索語句も、表示されます。
- “seo キーワード選定”
- “アフィリエイト キーワード選定”
- “ブログ キーワード選定 コツ”
- “Ubersuggest キーワード選定”
など、ユーザーがどんな目的でキーワード選定をしたいのか、分かりやすく見えるのが特徴。
サジェスト機能と合わせてチェックして、サイトの方向性とユーザーのニーズに合ったキーワードを選定しましょう。
ライバルが少ないキーワード選定
検索数が多いキーワード選びが重要とお話しましたが、ライバルが多すぎるキーワードでは、頭一つ出るのが難しくなります。
似たようなキーワードでも、競合が多い、少ないという差がありますので、よりライバルのワードはどれか、事前にたしかめておきましょう。
競合の確認は、ツールを使って行うと便利です。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
https://app.neilpatel.com/ja/ubersuggest/
SEOキーワード難易度チェックツール
http://rishirikonbu.jp/difficulty_checker/
これらのサイトを利用すれば、無料でライバル数を確認できます。
競合の少ないキーワードを見つけ出して、有効に活用していきましょう。
また、いずれの方法も、メインやサブとなるキーワードを、自分で絞り込むことになります。
思いついたキーワードの検索数や競合が多すぎる、どのサブキーワードと関連付けて良いのか分からない、など、行き詰ってしまったら、キーワード選定のプロに頼るのも一つの手段です。
ロングテールSEOも意識
キーワード選定を行うなら、ロングテールSEOも意識しましょう。
ロングテールSEOとは、3つ以上のワードを組み合わせた、キーワードのことです。
“キーワード選定 サイト SEO 無料”
など、多くのキーワードを組み合わせることで、自社ページを検索上位に出やすくします。
どのロングテールキーワードに、検索数が集まっているのか、見極めるには経験が必要。
1語、2語のキーワードほど、たくさんの検索数は見込めない。
という注意点はあるものの、うまく選定できれば、アクセスにつながりやすくなります。
複数キーワードに関連したコンテンツを作成するので、サイトの質が上がるという点もメリットです。
ロングキーワードが適切に設定されていれば、作ったばかりのサイトや、ドメインパワーのないサイトであっても、検索上位を狙いやすくなります。
初心者には少し難しい方法ですが、メインやサブキーワードを選定する際には、3語目、4語目にどのようなワードが入るか、考えながら進めていきたいですね。
選定したキーワードの取り入れ方
キーワードを選定したら、サイト内へキーワードを含めていきましょう。
“キーワード選定”をメイン、“ツール”をサブキーワードにする場合、
「キーワード選定に使える無料ツールとは?初心者におすすめのツールを紹介!」
といったように、メインやサブワードが、タイトル前半に来るように意識しましょう。
このタイトルの場合は、“無料”“初心者”“おすすめ”というワードで、ロングテールSEOも狙っています。
メインとサブ以外に使用するワードについても、関連ワードをチェックしながら、上手に組み合わせていきましょう。
コンテンツ作成には、タイトルだけでなく、ディスクリプション、見出し、本文といった部分もあります。
これらについても、基本的にメインやサブキーワードを、前半の見やすい位置に配置しましょう。
キーワードの入れ過ぎには注意!
入れるべきキーワードが決定したら、ついサイトの至るところに、羅列したくなります。
ですが、これはSEO対策的にNGな行為。
やみくもにキーワードを詰め込んでしまうと、Googleから不適切とみなされ、検索から除外されてしまう可能性があります。
キーワードを含める回数に決まりはありませんが、文章を読んでみた時に不自然ではない程度が適切。
タイトルや1文内にキーワードを含めるなら、最大でも2回まで。
客観的な目でチェックして、読みやすく分かりやすい中に、キーワードがさりげなく含まれている文章を目指しましょう。
まとめ
キーワード選定は、ワードの検索数やライバル数、関連付けるサブキーワードなど、あらゆる視点から選ぶ必要があります。
取り入れるバランスにも注意しながら、集客できるコンテンツを作成していきましょう。